まずはたくさん話をしましょう。

敷浪 一哉 (シキナミ カズヤ)

1975年北海道生まれ。98年東海大学工学部建築学科卒業、
98〜2001年YOURSPROJECT勤務、01〜04年工務店勤務、
04年~シキナミカズヤ建築研究所設立。

いえづくりの第一歩は暮らしを探ることで。なにを大事にしてきたのか、これからなにを大事にしていきたいと思っているのか。それはひとりひとり違っていて、自分ではきちんと整理できないものです。だから、なにげない会話を繰り返すことが、あなたに潜在する感覚や感情を導きだすことにつながります。まずはたくさん話をしましょう。

ザウスで設計を手がけた施工例

設計例

「西三国の家」(GOOD DESIGN AWARD 2014 受賞)
都心に住む定年退職後のご夫婦のための、新しい「平屋」スタイルを提案する建築である。引き戸、廊下幅、寝室の位置などバリアフリーを前提に、必要な部屋だけに絞り込み、その居室に寄り添うように、表情豊かな庭をS字型に配置している。プライバシーを確保するために、スギ板の塀に囲まれた木の箱のような家は、内と外との心地よいバランスを保ちつつ、内にあって森の中の一軒家のような新しい豊かさを生み出している。

GOOD DESIGN AWARD 審査委員の評価
一種のコートハウスであるが、外部空間を分散してとることで、どの部屋も独自の景色をもつような構成となっており、コンパクトだが、豊かな住 空間となっている。また将来対応のバリアフリーも念頭においたのびやかなプランも評価できる。また、コートハウスは、外部に対して閉鎖的な構えとなるが、 そこは外壁を木板張りとし部分的にルーバーにするなどして、柔らかな印象を作り出すことに成功している。

「西三国の家」

「西三国の家」

「西三国の家」

「阿倍野の家」
住宅が建て込むエリアにある細長い土地。プライバシーを確保しつつも開放感があり、通風・採光にすぐれた住まいを作ることが課題となった。そこで家の中心であるリビングの北側に、あえて中庭と大開口を設け、さらにトップライトからの採光も加えて、都心部でありながら昼間は照明をつける必要がない十分な明るさを確保。1Fから3Fまで、浴室を含め室内のいたるところからシンボルツリーのある中庭が眺められ、家にいながらにして四季を感じられるように配慮した。
 また、施主夫婦がシニア世代になる将来には、1Fを居住空間にして生活のすべてをまかなえるよう、玄関脇の物置はリビングキッチンに転用する想定で給排水も完備している。耐震性にこだわる施主の意向を反映した躯体構造も特長。

「阿倍野の家」

「阿倍野の家」

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