第2073回 大阪の ガレージハウス 8 完成見学会

関西のイベント
工事中の大阪のガレージハウス8 外観

クルマ2台を並列格納できるガレージを眺められるガラス張りの趣味室と中庭越しに愛車を眺められるリビングのある ガレージハウス が完成

ー見どころー
・ クルマを2台を並列で格納できるガレージと奥のガラス張りの趣味室との一体感
・ プライバシーの確保と自然光を考慮した建築家の設計
・ 中庭に面したLDKの解放感

約80坪の敷地に誕生するガレージハウス。間口に対して奥行きが長いこの土地に、建築家・角 直弘氏が息を吹き込みました。角氏の手によって、クルマ2台を並列で収容するガレージと、中庭を備えたこの住宅は、まもなくその全貌を現します。

建築主の要望は明確でした。「ガレージと一体感のある書斎」「中庭とつながるリビング」。これらを実現するため、角さんは各空間を大小、高低異なる「ハコ」として捉え、中庭を中心に配置。この独創的なプランニングにより、各空間は自然と繋がりを持ちながらも、独立した個性を放っています。

1階のガレージは、愛車を眺めながらの作業に最適な書斎と直結。ガラスの仕切りを通して、書斎、ガレージ、愛車が一体となった空間を実現しました。また、中庭を介してリビングからも愛車を望むことができ、ハイサイドライトからの自然光がガレージを優しく照らし出します。

LDKは中庭との接点を大切にし、空間の広がりを横方向だけでなく、高い天井と一段床が低くなったダイニングを活かした縦方向にも演出。木製建具や天井の木材使用により、中庭との自然なつながりを感じさせます

2階はプライベート空間として設計。階段室上部にあるハイサイドライトからの光が2階の廊下を介して1階まで届く仕掛けがあります。主寝室にはウォークインクローゼットを配し、家族全員が快適に利用可能です。

このガレージハウスは、周囲の住宅とのバランスを考慮しつつ、プライバシーを保ちながら自然光と風を取り入れる工夫が施されています。限られた空間の中で、どのようにして快適さと機能性を両立させたのか、その秘密をぜひ現地で体感してください。見学できるチャンスはこの1回きり、お見逃しなく!

大阪のガレージハウス8
木造・地上2階建て
敷地面積/262.7㎡(約79.5坪)
建築面積/104.4㎡(約31.6坪)
延床面積/146.3㎡(約44.3坪)
ガレージ/35.0㎡(約10.6坪)
設計/角 直弘
施工/濱内工務店

工事中のガレージ内、右奥はガラス張りの趣味室
ガレージ奥からの眺め
工事中の中庭を見る。正面は玄関
玄関と廊下。奥は趣味室とガレージ。手前はLDKへと続く
ハイサイドライトとアールの付いた天井のLDK。中庭越しにガレージ内が見える(工事中)
提案時のパース:キッチン側からLDKを見る。梁の向こうにハイサイドライトが見える
提案時のパース:ガレージ奥の趣味室からの眺め
提案時のパース:床が一段低くなったダイニングからの眺め
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