条件の厳しい敷地が「お宝土地」に大変身!その秘密は、中庭にありました…。
※コートハウス(中庭のある住まい)の事例。PHOTO・杉野圭 |
みなさんは、「コートハウス(中庭のある住まい)」をご存知ですか?「コートハウス(中庭のある住まい)」とは、庭を建物の中心に置き、庭を囲むように部屋をL型やU字型に配置した住宅のこと。この中庭は、私たちの暮らしに想像以上の豊かさと楽しみを提供してくれます。
まずは、自然の恵み。庭スペースが開口部となって、いつもフレッシュな光と風が住まいに行きわたり、1日中快適です。住まいに囲まれた中庭は、周囲からの視線がカットされ、周りを気にせずにくつろげる豊かなスペースとなります。ここで読書をしたり、日光浴をしたり、食事やバーベキューをしたりと、楽しみ方はいろいろ。さらに、コートハウスの設計プランは、「狭小地」や「変形地」など、条件の厳しい敷地と相性がよく、都市部で住まいづくりをご検討中のお客様から、たくさんのお問い合わせをいただいている注目の住宅です。今回、ご覧いただく住まいは、約6畳の中庭が設けられ、変形の「旗竿地」でありながら、各部屋へ光と風が行きわたる快適な空間となっています。また、床材に天然の木目が美しいオーク材を使用したおしゃれな「カフェ風のLDK」も見どころ。さらに、ご主人様たってのご要望である書斎は建物の中ではなく、2階のバルコニーにレイアウトされました。まさに「男の隠れ家」といった、優雅な雰囲気です。一般的には敬遠されがちな「旗竿地」ですが、建築家との住まいづくりなら、条件の厳しい敷地も、魅力あふれる「お宝土地」へ変えることができます。 変形地や狭小地での住まいづくりをご検討中の方、コートハウスにご興味をお持ちの方は必見。また、土地探しから住まいづくりをお考えの方も見逃せない見学会です。コートハウスの魅力を、心ゆくまでご体感ください。 | ※コートハウス(中庭のある住まい)の事例。 ※コートハウス(中庭のある住まい)の事例。 |
プロフィール 真島 元之(まじま もとゆき) 住まいは単なる箱ではなく、その中に住む人が存在して成立するもの。 そういった意味で、絵や彫刻などの芸術作品とは違います。美しい住まいの方がいいことはもちろんですが、建築家はその空間をさらに豊かにし、快適に暮らせるような住まいづくりの手助けができると思います。事務所名/真島元之建築設計事務所 | |
- 【コートハウス見学会/関西】中庭のある快適な住まいをリアルに体感!2007年6月2日(土)、6月3日(日)第1回10:30〜 第2回14:00〜