1冊の雑誌から始まったガレージハウスづくり【レポート3】

建築家と建てる真っ赤なランチアと暮らす「生駒のガレージハウス・S様邸」

リビングでくつろぎながら愛車とバイクが眺められる。S様ご夫妻のこだわりガレージハウスがついに完成リビングでくつろぎながら愛車とバイクが眺められる。S様ご夫妻のこだわりガレージハウスがついに完成!
すべてのご要望を実現した”こだわりガレージハウス”が完成!工事も順調に進み、S様ご夫妻のご要望が、建築家ならではのアイデアと工夫によって次々と現実のカタチとなっていきました。ご夫妻も、お仕事を終えてから毎日のように建築現場に足を運ばれ、その現場を見ながら、徐々に完成に近づいていくガレージに何を飾ろうかと考える毎日を楽しまれたそうです。雑誌「ガレージのある家vol.11」
内外装工事○ 外観・内観の色決め・床材などの最終決定に立ち会います。
建物全体は、ご夫妻のご要望である「和」をテーマにデザイン。木目が美しいスギ材の持つ風合いで和風モダンが表現されました。スギに色付きのオイルステンを施すことで傷がつきにくく、メンテナンスも楽になっています。奥様がご趣味の琴を楽しむための和室の壁面には、京都『一力茶屋』をイメージした染色和紙の重ね張りが施されました。建築家のたくみな技によって、S様ご夫妻のご要望とこだわりが形となっていきました。また、工事期間中でもご夫妻が疑問に思われことは、ザウスのプロデューサーが窓口となってその疑問や不安を解消。無事にお住まいは完成を迎えました。

こだわりがすべてカタチになった夢のガレージハウス

工事は順調に進行。8月末、S様ご夫妻のこだわりガレージハウスはついに完成を迎えました。愛車のランチア・デルタ、ハーレーダビッドソン、ドラッグスターの2台のバイクがたたずむガレージは、リビングから眺めるとまるでショールームのよう。ガレージの広さは約25㎡あまりと、クルマ1台とバイク2台を入れてもまだゆとりのある開放的なスペースとなりました。そのガレージは、車用とは別にバイク用のシャッターが設けられ、バイクの出し入れがスムーズにできることが大きな特徴となっています。「車を避けながらバイクを留めることを予想していましたが、サイドにシャッターがあることでバイクの出し入れがとても楽になりました。本当に使いやすく、このアイデアは本当に良かった」と、田中さんのクルマ好きならではのアイデアにご夫妻も大満足のご様子。こうして「住まいのどこからでも車が眺められること」、「車もバイクも出し入れがしやすいこと」「奥様が琴を弾くための部屋を設けること」といったS様ご夫妻のこだわりとご要望が、みごとな形で実現されました。理想の住まいづくりを実現されたご夫妻と、建築家の田中さんが語り合う様子は、まるで古くからの友人のようです。「本当に車好きの建築家ということが伝わり、気さくで話しやすかったのも田中さんを選ぶ大きなポイントでした。デザインやコストも大事ですが、住まいは、長い期間を経て改良を重ねて作っていくものですから、建築家とのフィーリングも重要かもしれませんね」と住まいづくりを振り返られたご夫妻。建築家との住まいづくりの醍醐味を存分に楽しまれたようです。
Photo/平野和司 ・吉川寿博
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