建築家と建てる真っ赤なランチアと暮らす「生駒のガレージハウス・S様邸」
一冊の雑誌から始まったS様ご夫妻のガレージハウスづくり。悩みに悩まれ、ついに設計を担当する建築家を決定されました。いよいよ、本格的な住まいづくりが始まります!施工会社を決めるため「競争入札」を実施!3人の建築家による建築コンペで、田中いちろうさんを選ばれたS様。同年代であったこと、お互いに車好きであったことで、ガレージハウスのイメージのやりとりがスムーズに進行しました。すべての設計プランが確定し、いよいよ施工会社を決める「競争入札」がスタート。建築費用が決まり、施工会社が決定します。 | 雑誌「ガレージのある家」vol.10に掲載 |
【ザウスの住宅プロデュース】〇住まいづくりを行なう施工会社選びをサポートします。 【競争入札 施工会社の選定から契約までの流れ】 見積作成期間(約3週間) → お客様への見積提示・決定 → 詳細の確認、金額調整期間(約2週間) → 工事契約 「競争入札」を実施し、工事費を検証します! 1、見積比較表の作成 2、10項目程度の工事区分に大別 3、さらに細かく工事を分け、その項目別の工事費・部材数量などのチェック、比較 (約40項目におよぶ工事費の内容を比較検討します) 4、見積書の記載漏れや数量に間違いがあった場合の是正指示 |
競争入札 |
3社による競争入札の結果、施工は、建築工房アクト・ホームズに決定されました。その理由は、コストパフォーマンスもさることながら、何よりも以前ザウスと田中さんとのタッグを組んだ経験があり、その信頼関係が構築されていたためです。実際に住まいづくりを行なうにあたり、工事のスケジュールや建築家のこだわるディテールを仕上げるのは、強い信頼関係があってこそ。S様の期待も高まる中、いよいよ住まいづくりがスタートします。 | 建て主のS様ご夫婦 |
厳正な見積チェックを行い、ご予算内での住まいづくりをサポートします。 |
〇住まいづくりを行なう施工会社選びをサポートします。 〇施工会社による工事工程の確認を行い、住まいづくりを開始します。 〇基礎工事、骨組み工事が終了し、棟木を上げる段階で「上棟式」を行ないます。「上棟式」で住まいづくりの結束を新たに
着工から一ヶ月あまり、住まいの骨組みが完成した段階で上棟式が行なわれました。当日、現場に到着したS様は、各フロアを入念に確認。そのまなざしは、一つの夢が実現する、そうは遠くないその日を見るかの様で、じつに楽しそうです。中でも、ご主人が子ども時代を過ごされた故郷の民家を彷彿させる通り土間スペース、そして愛車と2台のバイクが収められるガレージスペースを実際にご覧になられたときは、うれしさを隠し切れないご様子です。
「上棟式」はこれまでの工事の安全と、これからの安全を願うと共に、S様が工事関係者と気持ちを通わせる大切な場でもあります。棟梁(とうりょう)が代表して棟木に幣束(へいそく…飾り物)を飾り、一同が幣束に向かって合掌するなど、しめやかに儀式がとり行われた後は、日本酒やシャンパン、料理が振る舞われ、なごやかな宴会が始まりました。そこで、職人たちへの感謝の言葉、そして新しい住まいに対する想い入れも話されたS様。職人さんたちとの交流で、住まいづくりへの結束をより強固なものとされました。長い工事期間ですが、職人をはじめ、工事関係者が一同に会することは滅多にありません。こうした機会により、S様と建築家たちの気持ちが通い合い、これからの工事もスムーズとなります。