この ガレージハウス の特徴
高低差のある約78坪の敷地。そこにクルマ4台を余裕を持って駐車できる ガレージハウス が欲しいと建築主がザウスへ来店。さらにヒアリングすると「家族・友人・趣味を大切にできる豊かな空間が欲しい」とのこと。
そこで、上質な空間とガレージハウスに定評のある建築家 藤原誠司さんがプランニングを担当することになった。もともと高低差があったが、さらに盛土を施し、ガレージを地下にするプランを提案。「この地域の地下は、建ぺい率の制限を受けないので、広いスペースを確保することが出来ます」とその敷地が持つ特性を最大限に利用することが可能となった。
ガレージの中央にターンテーブルを設置し、そこを挟むように4台を駐車する。また、ガレージ内にはクルマだけでなく、大型バイクも格納できる。友人と語り合うスペースも設けられ、さながら高級車のショールームのような雰囲気に。
居住スペースは、近隣からの視線を遮るため周囲に素焼きレンガを貼った高い壁をめぐらし、プライバシーを確保。壁と建物の間を中庭とし、光と風はここから室内に採り込まれる。
この中庭に面したLDKには、趣味のひとつである料理を楽しむため、イタリアのユーロモビル社製のキッチンが置かれている。ゲストを料理とワインでもてなし、楽しいひと時を過ごせる。
ザウスの見立て通り、建築家 藤原さんとの相性が申し分なく合い、ご要望である「家族・友人・趣味を大切にできる豊かな空間のガレージハウス」が実現した。
建築概要
敷地面積 | 258.2m² (約78.1坪) |
---|---|
建築面積 | 130.0m² (約39.3坪) |
延床面積 | 410.9m² (約124.3坪) |
ガレージ面積 | 134.7m² (約40.7坪) |
施工 | 株式会社 天馬工務店 |
撮影 | Nacasa&Partners |