先日、東京出張に行ってきました。
会議のために行ってきたのですが、帰りの飛行機までの時間が少しあったので、今年6月にオープンしたばかりの『建築模型ミュージアム』に立ち寄りました。
「著名な建築家による建築模型を展示しながら、最適な環境下で保存・保管する」という新しい発想のミュージアムです。
日本では建築家の図面やパース図、模型などの保存が行き届いておらず、みすみす海外の美術館や大学などの手中におさめられていることが多くあります。
模型とはいえ、その作りこみたるやすごいものがあります。
大きい!
これは小学校だったかな・・・。
模型の中にはコンペに提出したもので当選しなかったものや、当選したものの計画が凍結したものなどもあります。
こちらは小田原市のコンペで当選した山本理顕氏の案なのですが、市民の反対運動で頓挫し実現に至らなかったものです。
模型でしかみることができないため、貴重なものです。
ミュージアム内には数百点の模型があり、じっくりみれば数時間かかってしまいます。
私は時間がなかったので1時間程度で切り上げましたが、それでも充分満喫できる楽しい空間でしたよ。