以前にも紹介させていただいた、オフィス・工場の現場が完成に近づいています。
あいかわらずスケール感がくるってしまいます。
なかなか普段は体験できないスケールですので、新鮮です。
今回のガルバリウム鋼板の折板屋根は50メートルほどの長さがあります。
屋根に使用する板金材料は、通常「一枚物」で施工します。漏水のことを考えると「一枚物」が望ましい。
ただ、10メートルを超えてくると搬入の問題が生じます。トレーラーが現場前にたどり着けるか?そして大きなトレーラーが乗りつけできると言っても20メートル超えになると物理的に難しい・・・
そういった場合、ガルバリウム鋼板をロール(ガムテープを大きくしたような形)で搬入し、現場で成型加工する方法があります。
平板のガルバリウムをロール機に通すと、上記写真のような折板屋根ができあがります。この方法だと100メートル超えの屋根も可能です。
ただし、こちらも敷地に余裕があり、ロール機から流れ出てくる数十メートルのガルバ分の奥行きが必要です。
これまで現場加工の屋根は見たことがなかったので、また新しい発見でした。