『堺のガレージハウス』がいよいよ上棟式を迎えました。
在来木造と異なり、コンクリート造の場合、上棟式というのがどのタイミングか微妙なところです。
今回は屋根の防水工事が終わったところを見計らって式を行いました。
祭壇の写真は式を終えてから撮ってしまったので、少し寂しくなってしまいました。。。
この御幣を屋根裏に納めて、工事の安全祈願と家族の安泰を見守ってもらいます。
御幣にむかい、一同で『二礼、二拍、一礼』をしたのち、酒、米、塩で建物の四方を清めます。
お施主さんではありません(笑)。
型枠大工の棟梁です。いつも作業着にヘルメットなので、気づきませんでした!
木造の場合は普通の大工さんに清めてもらうのですが、コンクリート造の主役はやはり型枠大工さんということで、お願いしました。
そしてしばし歓談後、打合せも行います。
右から、電気屋さん、現場監督、大工さん、建築家の藤原誠司さん、セコムの工事担当の方、セコムの営業の方がなにやら議論をしています。
実はこれ、警備のメインコントローラーの取り付け位置を検討しています。
コントローラーが壁から飛び出すのが嫌なので、本体の厚み分、壁をくり抜きます。その際の電気配管のことや取付、メンテナンスを考えたうえでギリギリの寸法を追い出していきます。
床の下地に大工さんが柱や下地材の位置、寸法を書き込み検討を重ねます。
細かいことですが、そういったディテールの積み重ねが大事なので、みんな真剣です。
緑に見える壁天井は、断熱材を吹き付けています。
現場での発泡ウレタンという断熱方法で、隙間なく断熱できることとで断熱性能が向上します。
日に日に工事が進んでいくのが目に見える時期なので、現場も活気があります。
上棟式、誠におめでとうございました!!