沖縄の建築に触れてきましたが、共通するのは太陽の光の制御。
ルーバーで光を遮ったり、軒の出で光をシャットアウトしたりと、暑い沖縄の太陽とうまく付き合うための工夫が見られました。
今回紹介する建物もそう。
『聖クララ教会』。1959年の竣工。
設計は片岡献。アメリカ大手の設計事務所SOMが監修。
時代的に沖縄が日本に復帰する前なので、SOMが絡んでいます。
空洞ブロックで太陽光を制御しつつ、ステンドグラスで光を楽しみます。
別アングル
簡素なつくりながら上質な空間。
玄関を入ってすぐの場所は、さながらおしゃれ雑貨店のようなしっとりした雰囲気。
グリーンが映えます。
50年以上にわたり高台から市街地を見守るように建ちつづける聖クララ教会。
あまり時間がなかったのがもったいない。もっとのんびりと過ごしたかった!