暑くなってきましたね。
現場での熱中症対策が必要な時期になりました。
そんな暑いさなか、さらに暑い沖縄に行ってきました。
私たちの仕事で良いのは、平日が休みですので飛行機や宿泊が安いこと。
さらに飛行機はピーチですので、格安。自宅から関空が近い恩恵です。
こちらはホテルの部屋からの眺め。
とてもリーズナブルなホテルなのにこの景色!
すぐ近くには名だたる高級リゾートホテルがたくさんある立地だけに、ロケーションは抜群です。
そして今回見たかった建物の一つがホテルから車で15分くらいのところにあります。
名護市役所。設計は象設計集団。
これが市役所だと誰が思うでしょう!?
1979年に設計コンペが行われ、300を超える応募案から選ばれた案です。
『沖縄における建築とは』というテーマのもとに行われたコンペ。
沖縄以外ではありえない建物ですし、これを実現させた審査員や行政の勇気もすごい!
沖縄らしい花ブロックやピンクに染めたコンクリートブロック、そしてブーゲンビリアでしょうか。
こちらも南国らしい、ルーバー越しの光。陰影が素晴らしい。
大通り側のファサードは比較的単調なのですが、このスロープが外観の表情に変化をもたらしています。
そしてシーサーが56体、そびえています。
通常シーサーは1体ないし、2体で対になっています。
なぜ56体か?
名護市内には55の集落があり、それに名護市役所を加え、56体になったそうです。
56人の職人さんが1体ずつ作っています。
この眺めが最高です。天空の城のような佇まい。
5時起きで来ましたので、完全貸切でした(笑)
傑作でした!