東北の建物探訪の続きです。
今回の旅ではちょっと立ち寄ったところも含めると20以上の建物を巡りましたので、選りすぐりをご紹介。
山形県は銀山温泉にある旅館、『藤屋』
隈研吾さんの設計です。
隈さんらしい木のルーバーを多用した建物。
銀山温泉は小さな温泉街なのですが、ノスタルジックな雰囲気が漂い、異次元に来たような感覚になります。
泊まってみたかったのですが、どうも一人客は難しいようです。
仕方ないので足湯だけで温泉気分。
次は家族で来よう!
そして次は・・・
寒河江(さがえ)市役所、黒川紀章さんの設計。
見せ場はキャンティレバーと呼ばれる、跳ねだした構造です。
跳ねだし部の下に見えるサッシが連続した場所は増築部ですので、完成当初はもっと跳ね出し感があったんでしょう。
これも50年近く前の建物なのですが、この時代の公共建築にはみなぎるような力を感じます。
前回の古川市民会館もそうでした。
寒河江市役所のもう一つの見せ場は内部に入ってすぐ現れます。
パッと見ですぐにわかる人も多いでしょう。
岡本太郎がデザインしたオブジェ照明。
トップライトからの光も明るく、小さいながらもダイナミックな空間でした。
まだまだ続きますが、今日はここまで・・・。