先日からご紹介している『堺のガレージハウス』。
この現場から徒歩圏内の所でまた新しくガレージハウスの計画がスタートしました。
そちらの計画も鉄筋コンクリート造の予定です。これから基本設計が進んでいきますのでおってご紹介させて頂きます。
そして『堺のガレージハウス』は着々と工事が進んでいます。
建物1階部分の鉄筋工事と型枠工事が行われています。
写真ではわかりづらいですが、向かって左側の壁はゆるやかなアールを描いています。
建築家が描く設計図をもとに施工会社が施工図をかき、アールの角度などをチェックしたうえでアール状の曲げ型枠をつくります。
内側から見るとこんな感じ。
この内側に型枠を組んでコンクリートを打設します。この部分の壁は塗装で仕上げますので、普通型枠をつかいます。
打ち放し仕上げの場合は化粧型枠というものを使います。
この現場では化粧型枠を使うところはあまりないのですが、杉型枠が結構使われます。
型枠を杉でつくることで、コンクリートに杉の木目が転写されます。こちらです。
節もそのまま転写されるので、コンクリートでありながら優しい風合いにも感じられます。
木造と違いあとから直しが効かないことも多いため、現場監督のプレッシャーは大変なものです。
この時も監督が業者さんと真剣な顔して打ち合わせていました。
引き続きよろしくお願いします!