インフルエンザのピークが過ぎたと思えば、あっという間にヤツがやってきました・・・。
そうです。花粉です。
毎年恒例のものなので仕方ないのですが、20数年間春の訪れを素直に喜べません・・・。
ですが現場に足を運ぶことは楽しいですし、完全防備で堺のガレージハウスを訪れました。
現在は基礎の配筋(鉄筋を組んでいく作業)が行われています。
まだ途中の段階ですが、壁がアール状になっているのがわかります。
この建物は二方向道路から見えるアール壁が見せ場となります。
壁が立ち上がるのはまだまだですが壮観なものになりそうです。
コンクリート造の建物だけあって鉄筋の太さも鉄棒なみ(笑)
お施主様たちが現場で大工さんや、塗装屋さんなどの仕事ぶりに感心されているのをよく見るのですが、陽の目をみないのが基礎屋さんです。建物にとって重要であるにも関わらず地面に埋まってしまうものだからか地味な存在です。
私は配筋を見るのが結構すきです(笑)。
鉄筋を組む人ってすごいと思うんですよ。縦横無尽、斜めに入り組んだ配筋図面を読み解き形にしていくのは私には到底できません!
特に今回は構造がコンクリート造であり、アール状であり、スキップフロアであり・・・と配筋は超難関です。
あっちに曲がり、こっちに曲がった鉄筋。
これを現場監督、建築家、検査会社が間違いなく組めているか配筋検査をします。
鉄筋のピッチやコンクリートが被る厚み(被り厚といいます)などを細かくチェックし、是正があれば指示をします。
この検査に合格をすれば型枠を組んでコンクリート打設という流れに移ります。
基礎の職人さんはパッと見、とっつきにくい人が多いのですが、皆さんもその仕事ぶりにご注目ください。