やっと寒くなってきました。
これでも暖かめですけどね。
正月休みのとある朝、目覚めるとあまりに天気が良かったので、思い立って一人旅に(家族が実家に帰っていたので)でかけることにしました。
自宅からは遠いのですが、徳島へ行きました。
目指すは鳴門文化会館。設計は京都大学教授の増田友也。
以前から気になっていた建物だったのですが、とても良かったです。
35年ほど前の作品ですが、打放しコンクリートの状態も良く堂々たる佇まいです。
増田友也はコンクリート打放しにこだわっていて作品のほとんどに採用しています。
庇やルーバー、曲面、梁など様々な形状のコンクリートを組み合わせ、独特な造形をつくり出しています。
文化会館の向かいには、同じく増田友也設計の老人福祉センターが経っています。
同一敷地内に建てられているので、お互いが魅力を引き立たせ合っているようです。
一般的にはあまり知られていない増田友也ですが、丹下健三と同時代を生きた建築家で『東の丹下、西の増田』と言われていたほどの建築家で近年再注目されています。
新年早々、いいもの見させてもらいました!