朝晩とめっきり涼しくなってきました。
お出かけするにはぴったりの季節ですね。
そんな時になんなのですが、夏に行った長野の建築巡りの続編を。
まずは内藤廣さんの『安曇野ちひろ美術館』。
絵本作家の岩崎ちひろさんの美術館。オープンしてから18年ですが、いまだに多数の入場者をほこる勝ち組の美術館。
長野の連峰群を背景に悠然と建っています。
ランドスケープも抜群で、子供たちが芝生を走り回っています。
こんなところが家の近くにあったら子どもたちはほんとうに楽しいだろうなと思います。
内部も木をふんだんに取り込み、とても快適な空間。
ペンダント照明も内藤デザイン。
この中庭が効いています。
この日も多くの来場者で溢れかえっていました。
次は・・・
日本浮世絵博物館。
設計は篠原一男さん。
建物はおいておいて、ランドスケープ計画とメインテナンスがあまりに杜撰で、ものさびしい雰囲気がしてました。
建築家は超一流ですが・・・。
これでは入場者も少ないでしょうね。『安曇野ちひろ美術館』とは対極の博物館でした。
そして最後は・・・。
伊東豊雄さん設計のまつもと市民芸術館。
内部の光が細かくまぶされた開口から漏れてとてもキレイ。
内部の大階段も幻想的な空間。
松本市には他にも美術館や博物館がたくさんあって、程よく都会で、本当に住みやすそうな街でした。