またまた建築ネタを。
先日、遅めの夏休みを取り、長野県に行ってきました。
正確には、まわった建築は、愛知県、長野県、山梨県、静岡県で走行距離は800km超え。
仕事後、電車で名古屋に行き、そこからレンタカーで長野県飯田市のホテルへ。
到着は23時頃でそのまま就寝。
翌朝から建築巡りの始まりです。その中からいくつかをご紹介。
飯田市美術博物館。設計は原広司。
JR京都駅や梅田スカイビル、札幌ドームの設計で有名です。
恐らくですが、この外観は曲線の所が雲で、上の三角が連なるところは長野の山の稜線をあらわしているのだと思います。
屋上から見ると屋根と山並みが重なるように見えましたので。
中はこんな感じ。
神殿の中を歩くような・・・
丸柱のものもあれば、柱型になっているものもあり・・・。
なかなかに解釈が難しい・・・。
この建物はトップライトが効果的に使われていて、拡散された光が気持ち良いものでした。
ロケーションも良く、積極的に利用されているように思われました。
そして次の建築へ。
SANAAの設計、小笠原資料館。
左手にある旧小笠原書院との対比が面白い。
資料館の展示スペースをほぼ持ち上げピロティとし、奥のスロープを上ったところに入り口があります。
チケットブースにいた管理人さんが書院の説明や歴史を説明してくれたのですが、なかなかに興味深いものでした。
大雨の日はものすごい勢いで雨水が流れてくるそうです(笑)。
雪の日の早朝は凍って入口にたどり着くのが大変だそうです(笑)。
誰も気づかなかったのか・・・。
さて、気を取り直して・・・
ガラスにシルクスクリーン印刷をしているのですが、部分的に抜いていて額縁のように旧書院や緑を眺められます。
この書院も展示の一部になっていますね。
このとき、時刻はまだ11時台。まだまだ序の口です。
続きはまた。