ものづくりの現場

5月なのに暑い!

 

猛暑日に迫るような日もありましたね・・・。

 

まさにその日に私は富山県に出張しておりました。

 

富山には名だたる建材メーカーや自動車メーカーの下請け会社が軒を連ね、住宅産業、自動車産業を支えているそうです。

 

詳しいことは話せないのですが、今回の目的は『大人の工場見学』のようなイメージ(笑)。

 

いろいろな工場を見てきました。

 

例えば、銅板等に特殊な加工で建築仕上げ材とする工場。

その技法はまさに職人。薬品の使用するのですが、米ぬかを混ぜたり、大根おろしを使ったりイメージする完成形のために様々な手段を用います。

 

他には鉄板の加工工場。

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鉄板をレーザーで切り取っている瞬間です。

 

材料に無駄が出ないように、コンピューター制御で様々な形の鉄板を切りだしていきます。

 

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切られた後の鉄板置き場。プラモデルを大量に作った後みたい(笑)。

 

鉄はリサイクルが利きますので、引き取られて溶かされて、いずれ鉄板になって戻ってくるのでしょう。

 

 

他にはガラスを製品化する工場。

 

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わかりにくいですが、いま吸盤で大判ガラスが持ち上げられています。

 

この中はクリーンルームになっていて、白衣にマスク、手袋、帽子で完全武装した作業員の方がいらっしゃいました。

 

ここでは合わせガラスを作っていて、ガラスとガラスの間に用途に合わせたフィルム上のものを挟み込んでいきます。

不純物が混ざるといけませんので、指紋やほこりがないかをチェック後、手作業でフィルムを敷きます。

 

完了すると、キャスターを逆さにした上に置かれ、人の力で転がされていきます!

 

オートメーションと人力の関係がとても面白い。

 

この工場では10m以上の大きさのガラスも加工できる国内最大級の工場。

建物にもガラスがふんだんに使用されています。

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大きすぎて全貌がわかりませんが、幅2メートル、高さ10メートルのガラスが使われています。

 

他にも国内でも屈指のアルミ金型工場なども見学できました。

 

私たちは普段の家づくりにおいて、大工さんや電気屋さん、塗装屋さんなどがつくり出すものは目にすることが多いわけですが、出来上がった状態で納品される商品がどのようにつくられてきたのかはあまり考えません。

 

日本のものづくりの一端を垣間見た、本当に貴重な体験でした。

 

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