計画が始まってからおよそ1年。
「和歌山のガレージハウス」がついに上棟を迎えました^^
敷地は大規模開発分譲地にあり、2区画を購入。敷地間口に合わせ、建物間口も大きく計画。
その大きさなんと・・・
20mを超えています!!!
そのため相当大きく見応えのある外観になりそうです。
この建物の特徴の一つは『アウトドアリビング』があること。
リビングからお庭に出ると屋根つきのベンチが設えられていて、お茶やお酒、食事も楽しめます。
まだイメージはできませんが、今はこんな状態。
右奥に見えるのがそう。
これは外を楽しむという用途とは別に、敷地外にある階段をを通行する歩行者からの視線を遮るという機能も持たせています。建築家の方々は様々なことを視野に入れながら、よりよい方策を考えてくれます。
そしてこのお住まいで感心したのがその屋根組み。
2階の部屋の一部が建物に対し斜めに振っているため、屋根組がかなり複雑になっています。
最近の木造住宅は、ほとんどプレカット工場で柱や梁を加工してくるのですが、ここでは大工さんが手刻みで現場加工を行っています。
現在のコンピューター(CAD)によってでも加工できないものが、腕利きの大工さんの手にかかれば、さっと実現できてしまうんですね(簡単にやっているように見えるところがさらにすごい!)。
こういう大工さんや職人さんの知恵と経験が現場には宿っています。
週末には上棟式です!