先日、群馬へ帰省してまいりました。
その時に建物を見てきましたのでご紹介します。
訪れたのは、群馬県高崎市にある「旧井上房一郎邸」。高崎駅から歩いて10分ほど、高崎市美術館の隣にあります。
チェコ出身の建築家、アントニン・レーモンドの作品です。
戦前からレーモンドの友人であった井上氏はレーモンドが設計した「麻布の自邸」を気に入り、同じものを高崎に建てました。
緑に囲まれた木造の平屋です。
その日はとても蒸し暑かったのですが、井上邸の中は風通しがよく、気持ちよく過ごせました。
窓から庭園が見えます。
外から見るとこんな感じです。庭は広く、竹藪の中を歩いていると、ここが高崎の駅前だということを忘れてしまうくらいに、静かでゆっくりとした時間が流れていました。
素敵な空間なので、ついつい長居してしまいました。こんな家に住んでみたい!と夢が膨らんだ一日でした。
(亀井)