皆さんはどんな趣味をお持ちですか?
趣味を新しいお住まいで楽しめるっていいですよね。
今日のレポートは、趣味のバンド演奏を楽しめる防音室について。
防音工事のやり方はいろいろあります。ピアノなのか、バイオリンなのか、ドラムをなのかで全然違ってきます。
ピアノの音を数値であらわすと、90デシベル前後、カラオケボックスの音量はこれくらいで合わせているそうです。
そして、今回の大物であるドラムは、なんと120デシベル! これは飛行機のエンジン音に匹敵するそうです。
電車のガード下が110デシベルということですので、なんとなく想像できますよね。
防音工事屋さんにとって、このドラムというのはなかなかやっかいな存在なようで・・・。
ドラムは音量もそうなのですが、振動音というのがすごいとのこと。
今回は木造平屋のお住まいなのですが、振動をおさえるために床下にコンクリートをうっています。
遮音のために、壁の厚みを30センチ以上とっていますし、室内側には、吸音材を貼って、反響音をおさえています。
もちろん、防音ドアもつけています。間隔をあけて2枚。
さらに、気を付けないといけないのが、設備。
エアコンや、換気扇、照明器具、コンセントなど、壁に穴を空けなければならないものが多くあります。
ここで、きちんと防音に合わせた工事をしてあげないと、ここから音がダダ漏れになってしまいます。
そして出来上がった防音室の効果のほどは・・・
防音ドアを開け、入室。ご主人にお願いして、大音量でオーディオをオン!(大音量の程度は皆さんの想像を絶するものでした。僕は2分が限界でした)
一旦音量を下げ、私だけ退室。そして先ほどと同じ音量にボリュームアップしてもらったところ・・・
ズン♪ズン♪ とほんの少しの重低音が聞こえる程度。
さすが、専門業者さんの力はすごいなと感動の瞬間でした。
また一つ勉強になりました!
防音工事はそれなりの金額がかかるのですが、専門業者さんをおススメして良かったです。