目指したのはアメリカの家、 家族全員が満足できる夢の空間 足立区の ガレージハウス
所在地/東京都足立区
敷地面積/90.4m2(約27.3坪)
延床面積/154.5m2(約46.7坪)
ガレージ/46.6m2(約14.1坪)
ビルトイン台数/2台
愛車/VW タイプ2 フィアット500 カワサキW3 ほか
他の特徴/ペットと暮らす家、アメリカンテイスト
消費税対策セミナーへの参加がきっかけとなり、念願の ガレージハウス 建築を決意したGさん。
家族に、自分に、そしてクルマにとっても大切な家作りの、パートナーに選んだのはプロデュース会社だった。
ガレージハウス を建てる前かつてはマンション住まいをしていたGさん。1階の庭付き物件だったので、多少のメンテナンスや洗車は可能だったものの、屋外のため時間や天候に左右されることも多く、ガレージへの憧れは常に持っていたのだそうだ。
そんなGさんの ガレージハウス 建築のきっかけは、2014年4月の消費税率アップにあったのだという。仕事で対策セミナーに参加した際、支出増の現実を実感し、「家を建てるならいましかない!」との決意を固める。
以前から情報を集めていたこともあり、展示場を訪問し、建築事務所にも話を聞きに訪れたようだが、『ザウス』のガレージハウス相談会に参加し、ガレージハウスの豊富な経験やノウハウを知ったGさんは、プロデュースを依頼することにした。
まずは土地探しだ。自ら探すことにしたGさんだが、その際にも「この雰囲気の家だと広さはこのくらい確保したい」、「こういった形状ならこんな家が適している」といった具体的なアドバイスを受けられたのが、非常に参考になったそうだ。タッチの差で売れてしまったと思われた土地が、売却不成立で再び購入可能となったことで、具体的なプラン作成へと動き出すこととなった。
ご夫婦で話し合いイメージしたのは、暖かみがあって時が経つほどに味が出るアメリカの家。クルマとバイクを入れ、メンテナンススペースも確保するために1階部分をまるごとガレージとすることを了承してもらったGさんは、居住スペースには奥様の希望を全面的に採用することにしたのだそうだ。
「僕らが次々に出す要望を、うまく汲み取ってくれて、現実的に落とし込んでくれましたね」。内装や構成するアイテムにもこだわり、イメージを伝えるGさんに対して、設計を担当した福島宏記さんは、それらひとつひとつを熟考し、丁寧に組み込んでいったのだという。
「私はオーナーの要望を工夫してプランに入れ込んでいくのが好きなんです。厳しい条件であればあるほどアイデアが出てきますね」。福島さんの言葉通り、ミントグリーンの外壁がアメリカンな雰囲気を醸し出すG邸には、ご夫婦のこだわりがたくさん詰まっている。
「家の引渡し後ほどなく、息子と一緒にガレージ横に小屋を作ったんです。そうやって少しずつカスタムしながら楽しんでいます。ガレージにいると時間を忘れてしまいますね」。楽しそうにエピソードを話してくれるGさんからは、本当に満足できる家ができたという想いが強く感じられた。